(※この記事は2021年7月に書いたものです。)
FT8が人気です。
先般、そんなに人気ならばと、まずはFT8をデコードだけしてみようと、①WSJT-Xをインストールしました。
WSJT-XはFT8の送受信のかなめとなる有名なソフトウェアです。
そして、②リグのヘッドフォンジャック(AF出力)と、パソコンのマイク入力をつなぎました。
この①と②の2ステップだけで、デコードは可能。とても簡単です。
デコードするだけなら、このステレオケーブルで音声を接続だけでできます(パソコン側にマイク入力端子がある場合)。
WSJT-Xを起動して、管理画面に自分のコールサインやグリットロケータを入力し、オーディオのサウンドカードの指定をすれば、デコードが始まります。
そして音量を調整しつつ、次々とデコードされるコールサインを見て驚きました。
時間がたつにつれ、入感地域も変化し、北米、ヨーロッパ、南米、アフリカ…CWでもなかなかつながらないプリフィックスが画面に表示されていくのです。
デコードは線一本でできるので、まだ未体験の方は、ぜひ、聞くだけでもお勧めです。
7.074MHzをUSBモードで受信すれば、さまざまなコールサインが目に飛び込んでくることでしょう。
私は、世界中で運用者が多くいる実態を目の当たりにしました。
さて、「とりあえず見てみる」と思いつつも、いざ見てしまうと、交信せずにはいられないほど面白そうなので、インターフェイスをつくり、オンエアすることにします。
最近のRIGはUSB接続でFT8が運用できるようですが、私のリグは旧型をほかの方からプレゼントしていただいたものなのでUSB接続はできません(送信機登録は済んでいます)。
なので、まずは①音声のIN/OUTと②PTT制御を目指していきます。
FT8の入門的な内容です。
FT8で交信(2) へつづく。