(この記事は2021年に書いたものです)
先日、FT8でキプロス島と交信できました。
さて、前回「FT8で交信(3) WSJTーX で リグをCATコントロール」では、YAESU社のCAT機能でリグをコントロールしました。
今回は、ICOM社のCI-V規格でリグをコントロールしてみます。
ネットで検索したところ、USBシリアル変換ケーブルとCI-Vをつなぐ製作記事が複数ありました。
その中から、JA4JOE局が公開された回路(ICOM USB CI-Vインターフェース ケーブル作成)を作ってみました(素晴らしい記事、ありがとうございます)。良好に動作しています。上の写真は、ブレットボードで組んでみたCI-Vインターフェイスです。
先輩方の発表に、この場をお借りして、御礼申し上げます。
この接続方法で、メインとなるデバイスは「DTECH USB TTL シリアル 変換 ケーブル 5V」です。
WSJT-Xの設定
WSJT-X側は、「設定」メニューの「無線機(R)」タブで、①無線機の機種名、②COMポート番号、③通信ボーレートを設定すればOKです。
リグ側も通信のボーレートを合わせておきます。
以上で、とても簡単にリグ(IC-7400。移動用にメーカーで出力改造済み)がコントロールできました。
WSJT-Xで周波数を変更すると、リグも追従してQSYします。古いリグでも、とても楽です。