私は雑誌を見るのが好きで、先日も御茶の水の本屋さんで立ち読みしていました。そのとき気になった雑誌はいくつかあったのですが、そのうちのひとつがNewtonの4月号。この時期に地震について知識を深めたいと思い、じっくり読みたくなって入手しました。

緊急特集は「能登半島巨大地震」。深度7と隆起のメカニズムが詳しく解説されていました。

群発地震は3年前から発生していて、規模も大きくなっていた記録が読み取れます。

兆候を察知することの大切さを改めて学習できる特集でした。ネタバレになってしまうので詳しくは触れないのですが、隆起が起きた構造もわかりやすく図解されています。

また、ほかにも記事で気になったのは「スマートフォンの未来」(p.86)です。

未来、どんなことができるようになるのか興味深く読みました。

スマホも高機能化してくると「オンデバイスAI」が普及し、通信環境がなくてもAIを活用した情報処理が可能になるようです。通信しないことのメリットなども解説されていました。

翻訳サービスを例にした説明がわかりやすくて理解しやすかったです。

また、ディスプレイが折りたためる機種も出てきていることを知り、デバイスの進化の速さにも驚きです。

4月号に載っていた「太陽系の月図鑑」(p.96)も、写真が素敵でした。

さすが科学雑誌、学術的な写真をたくさん掲載しています。学術的な写真であるのに、宇宙の写真はとても美しいところが魅力的です。

そのほかにも「Newton4月号」(株式会社ニュートンプレス)は、「効果的にやせる 減量の新常識」(p.33)も勉強になりました。何事も「しくみを知ること」が大切なんだと再認識です。

「Newton」。知っておいた方がよさそうな旬の話題が多くて面白いです。熱のこもった記事も多いので、毎回楽しみにしている方もたくさんいらっしゃると思います。難しくなりがちな科学を身近に伝え、知ってもらうためのイラストの工夫がたくさん詰まっていますよね。

By Aki