先日、電子工作をしたいなと思い、手軽なキットを作ろうと思いました。
キットといえば秋月電子さんかな、と思って、お茶の水から坂道を下って秋月電子へ。秋月電子の位置は、お茶の水から行くと人込みを避けられますよね。
オーディオのアンプキットを探しに行って選んだのは、「TA7368使用小型アンプキット」です。なんと、価格は300円(税込)。この値段で材料が揃うのですか? すごい! ひとつひとつパーツを買って、ユニバーサル基板で組むと、私は時間がかかりそうなので、タイパもいい感じです。
アンプキットのほかに、単3型4本の電池ボックス、ステレオケーブル、スピーカー用ケーブル、スイッチと、パイロット用のLEDと抵抗を揃えました。そのため、キットに含まれてないものも映っていますので補足しておきますね。
基板にパーツをセット
基板にパーツをセットします。これは、ジグソーパズルみたいですね。
はんだ付け
はんだ付け。チップ部品はないので、難しい箇所は特になしです。煙が少ないタイプのはんだですが、換気しています。
※趣味ではありますが、保護メガネを付けて作業しています。↑撮影の時に一時はずしています。
ステレオ化
これを2組作って、ステレオ化しました。
ケースにセット
ケースは、家にあったものを利用して、穴をあけてグロメットをつけました。電源や入出力ケーブルをケースに通してはんだ付けすれば完成です。
聞いてみました
さっそく聴いてみましたが、クリアな音がします。これで、1個300円なの?と思える良い音がします。電源に電池を選択したので、ノイズがないのは、それも良かったかもしれません。ジョージウィンストンさんのピアノ・アルバム「 Autumn」から「Longing/Love」を聴いてみましたが、すごく心地よい音がしました。
実験で、L入力をRにも分配して(モノラル化して)ハンディ機にもつなげてみましたが、音は聴きやすくなります。特にFM放送を聴くとよくわかります。ラジオのモニタにもいいかなと思って、電源を運びやすい電池にしたのです。
※Lの信号をRに分配するとき(モノラル化するとき)は、モノラル仕様のハンディ機の場合、リグの端子側はステレオプラグの2極がショート状態にならないようにして実験してくださいね。