FT8は、バンドごとに多くの局が集まる運用周波数があります。

 WSJT-Xでデフォルト設定されている周波数に加え、JARLサイト内で掲載された情報など、複数の情報をリファレンスして調べた周波数は、以下の通りです。

 抜け漏れもあると思いますので、最新動向にご注意ください。

 なお、DX専用の周波数もありますし、7.041MHzなど、一部は周波数の引っ越しが議論されているものもあるので、今後のニュースにも注目です。

 国内通信の場合は特に、必要最小限のパワーで送信するのがよさそうです。

■単位:MHz、モードはUSBです。HFローバンドでもUSBです。

 1.840

 1.909

 3.531 

 3.573 (DX向け。国内NG)

 7.037  ※今後のニュースに注目

 7.041  ※今後のニュースに注目

 7.074 (DX向け。国内NG)

 10.136

 14.074

 18.100

 21.074

 24.915

 28.074

 50.313

 50.323

 144.174

 144.460

 430.510

 1296.60

(2022年2月現在)

<参考URL>

 JARLサイト内で公開されているFT8周波数情報等の参考URLです。

 7MHz帯FT8での国内局同士の運用周波数について

 https://www.jarl.org/Japanese/A_Shiryo/A-3_Band_Plan/7MHz_FT8_info.html

 KANHAM 2019技術講演資料「新デジタルモードFT8を運用しよう!」(JF1RPZ/JN3TMW 出田氏 著)

 http://www.jarl.gr.jp/kanham/Doc/NEW_DIGITALMODE_FT8_190721v1.pdf


バンドプラン

  バンドプランはこちらです(JARLのページへのリンクです)。

  バンドプランを見て、「狭帯域データ」の範囲を逸脱しないようにします。



WSJT-Xで選べない周波数は「追加」できます

 WSJT-Xのデフォルトで設定されていない周波数は、プルダウンで選べません。

 でも、設定画面で周波数を追加設定すると、プルダウンで選べるようになります。

 操作は次の図の通りです。

 この操作で、追加したい周波数の設定ウィンドウが出ますので、リージョン(地域。日本ならRegion 3)、モード(FT8)、周波数を入力すれば、周波数が追加できます。周波数が変更されるときなどは、この方法で対応できると思います。


By Aki