太陽フレアが大きなニュースになっていますね! 大規模な黒点群が出現しているので、私も見に出かけました。
上の写真は太陽投影板で見た太陽の表面です。大規模なフレアの発生源の一つという太陽黒点群13664も見ることができました(上写真の右下)。私は、アマチュア無線の話題でサイクル25の太陽黒点をときどき観察していますが、こんなに大きな黒点群を初めてみました。
今回も観察した機材は口径80mm、焦点距離400mmの屈折式望遠鏡です。アイピースは10mmなので、倍率は40倍です。黒点の周囲のシミのような様子もはっきりと見ることができました。
※望遠鏡で太陽を直視すると失明のリスクがありますので、リスクは忘れずに…
この写真は、望遠鏡の全体像です。この写真は以前に撮影したものですが、機材の構成は今回も同じです。
大規模な太陽黒点は観察するうえでとても面白いですが、デリンジャー現象など通信障害のことを考えると、いろいろな影響も無視はできないですね。HFを聞いていると、ほんとに影響がよくわかります。
でも、これだけの太陽変化が感じられるので、サイクル25のもたらす異常伝搬には、趣味の中では期待してしまいます。
太陽黒点。文字通り黒い点なのですが、ずっと見てしまいます。
<機材をそろえるなら・・・>
黒点を観察するのに、比較的お求めやすい望遠鏡は「ビクセン(Vixen) 天体望遠鏡 ポルタII経緯台シリーズ ポルタIIA80Mf 39952-9」だと思います。観察用の入門機としては多用途でよいのかなと思います(個人の感想です)。この望遠鏡に、太陽投影版「太陽投影板Aセット 37223-2」を組み合わせるのが良いと思います。
※太陽の直視は危険です。周囲の人のことも考えて、観察中は機材のそばから離れない様にしてくださいね。ファインダーも要注意です。太陽観察時は、ファインダーを外すのがベストだと思います。